関連寺院
真言宗豊山派 重秀山長楽寺
本尊
薬師如来
本尊御真言
おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
高野山無量寿院良空上人この地に留錫のみぎり、当地の豪族中義勝その領地を割き一字を建立す。本尊に阿弥陀如来、脇士に薬師如来、愛染明王を安置し、長秀山無量寿院長楽寺と号す。これ文安二年六月三日の事である。
天正の兵火により焼失した後、上野密乗院覚運によって再興され、その時長田比自山観音寺より兵火を逃れた阿弥陀如来、四天王の仏像四体を当寺に移し現在に至っている。四天王像は鎌倉時代の作で、県の指定文化財である。
アクセス
住所
〒518-0036 三重県伊賀市法花3049
電話番号
0595-20-1004
交通
三交バス「奥法花」下車徒歩5分
真言宗豊山派 龍王山菊昌院
本尊
聖観世音菩薩
本尊御真言
おん あろりきゃ そわか
当山は奥法花の里を見下ろす高台にあり、遠くには倶留尊山等の山並みも見渡せ、眺望の良いところである。
その縁起について定かではないが、天正伊賀乱の後、地頭法華一族の氏寺として本尊聖観世音菩薩を奉安し復興され、現在に至る。また本堂裏の墓地には大永四年(一八二四)銘、高さ一メートルの石造五輪塔型板碑がある。
アクセス
住所
〒518-0036 三重県伊賀市法花2538
電話番号
0595-20-1745
交通
三交バス「奥法花」下車徒歩5分
真言宗豊山派 法爾山安楽院
本尊
訶利帝母尊
本尊御真言
おん とどまり ぎやきてい そわか
天正の乱により寺院は、ことごとく灰盡と化す。時にそのさまを見聞し、悲憤に決起し、権大僧都実盛和上(浄覚必頼)が上京、上奏し奉り、その意かなえられ、天礼として五社五寺と広大な用地を拝受、安楽院を基に密乗院、覚正院、他に寺院を再建。
以後文化年に至るまで、密乗院住は当院の弟子が当り、覚正院は大越家が当ることから、密乗院、覚正院の歴代住職の墓所は現在も当院にあり。他に金伝寺、医王寺住に弟子が当る。宝暦九年寂、権大僧都圓慶と神部越前守、金太夫、神部豊後守の菩提院。
現在は牡丹寺として知られる。
アクセス
住所
〒518-0831 三重県伊賀市上野農人町486
電話番号
0595-23-2406
交通
近鉄「広小路」下車徒歩5分